雨日和-アメビヨリブログ-

マンガ&アニメレビュー・とあるヲタクのキャリアアップ

今月のイチオシ!オススメマンガ(2019.3)

3月出逢いと別れのシーズンですね。
私も職場で毎年本当にたくさんの方々を見送って、そしてたくさんの方々と出逢います。本当にいろんな気持ちが交差します。
この時期、なんだかせつなくなって少女マンガを読みたくなることはありませんか?
というわけで王道だけどおもしろい少女マンガを紹介します。

 

 

1.オススメマンガ紹介

タイトル:思い、思われ、ふり、ふられ
  作者:咲坂伊緒
  既刊:1~10巻(2019.3現在)
  出版:集英社別冊マーガレット掲載)

ジャンルは恋愛少女マンガ。
高校生の男女4人の交差する恋愛模様を描いた作品です。
人気作家の人気作なので知っている方も多いかと思います。
普通の子の日常を少女マンガで描かせたらピカイチの作家だと私は思っています。

 

2.ココがスゴイ! ありふれてるのに先が気になる!

この作品のおもしろさというのは解説が非常にしにくいです。

ちなみにこの作者の作品はどれもそうかもしれません。

なぜかというと、紹介でも書きましたがありふれた日常と普通の高校生の恋愛話だからです。キャラが際立っているとか、設定が凝っているというわけではない。

だけどおもしろい!キャラが立っている!ちゃんと先が気になるからスゴイ!

あえて私の心にささるポイントをあげるならこの3つ♪

・あ~~っもう!あと1ミリのところで神技的にすれ違う恋
・キャラの性格、思考設定が深い
・絵もシンプルだけどかわいい♪

ホントに、すれ違いっぷりがコント並み!!
コントって見ていると「背後!背後変な人いるって!」ってツッコミ入れたくなりませんか?まさにそんな感じで、読んでいると「あとちょっと待って!」とついつい言いたくなっちゃうんです。
そんなわけで、物理的にも恋愛的にも2人が向かい合えた時は読者の喜びはひとしお(・∀・)
そしてそのあとに読者のご褒美の甘めのキュンもあるからイイ♪
そのじれったいほどのすれ違いもキャラの性格設定がしっかりしているので、「朱里ちゃんはそう考えちゃうよね…」と悔しくも思えちゃいます。

咲坂作品のすれ違いっぷりにぜひ翻弄されつつもハマってください。

 

3.関連作品

ふりふら(作者がそう略されてます)がよかったと思われたなら、やはり咲坂伊緒作品をオススメします。テイストは同じです。
アオハライド全13巻
ストロボ・エッジ全10巻

じれったい・すれ違いが好きな方は以下オススメです。
タイトル:ライアー・ライアー(全10巻)
  作者:金田一蓮十郎
  出版:講談社(KCデザート)

 

4.まとめ -これを職場にたとえたら-

いくつになっても、高校生でも、社会人でも、高齢者でも人は日常的にすれ違っているんだなと思わされる作品です。もちろん悪意などなく、相手のことを一生懸命に思っていたとしても人って本当に通じ合うことが難しいですね。

社会人は言わずと知れた“報告・連絡・相談”略して“ホウレンソウ”が大事だって言いますよね。
これって言う側だけではなく、聞く側も意識しなければならないそうです。

ふりふらでも、何度も何度も今は告白できるタイミングじゃないと相手の様子を伺ってしまってます。結果、今だ告白しようと思ったときにピンチが訪れるわけです。

職場でも報告しようと思っても、
・上司がいっつも般若のような顔で仕事してしている
・声をかけると忙しいと聞かないのに後になってなぜ報告しなかったとなったと言ってくる
こんなことないですか?ちなみに私はあります。言おうと思うことがあるのに、上司の様子を伺ってつい後回しにしてしまうこと。
相手の様子を伺いすぎず、大事なことをきちんと伝える勇気を持つことが、どんな時においてもすれ違わないための一歩なのかもしれませんね。

いくつになっても少女マンガはおもしろいし、ためになる

私はそう信じています(*^-^*)